ステンドグラスを撮る
2014-08-26


なかなか「次はどんなレンズを買うと良いでしょうか?」などと聞いてもらえない。その時のために、次はマイクロレンズが面白いと答えようと思っているのだが。最近の汎用的に使えるレンズには接写もできるものもあるが、それよりも綺麗に接写できると写る世界が違ってくる。接写だけではなく、このようなステンドグラスの作品は周辺の直線部分がほぼ直線に撮れる。
とは言っても、ズームレンズに慣れた人は、単焦点レンズへの抵抗もあるかと思う。

これまでは、ステンドグラスの作品を撮ってから微調整していたのだが、今回は撮影時に念入りに調整を行った。
三脚にセットした時にちょうど良いよう、撮影台を組む。撮影台から作品への反射の影響がないよう黒い布で覆う。作品は専用のスタンドでほぼ垂直に立てる。
カメラの位置を決め、作品の中心とレンズの中心が水平になるよう日曜大工でつかう水準器でカメラの高さを決める。次に、レンズの向きと作品が直角になるよう大きめの直角定規で作品の向きを調整する。撮影時にブレないよう、リモートコード(MC-20)を使う。作品も水準器で水平に、カメラも内蔵の水準器で水平にしたつもりだったが0.14°傾いていた。これは現像ソフトで修正。左右の明るさもソフトで調整した。長方形に綺麗に収まった。

207x647mm
禺画像]

D800 + AF-S Micro Nikkor 60mm F2.8G ED, auto(ISO 400), 1/30sec, F8, tripod, MC-20
[Stained glass]
[AF-S micro 60mm F2.8]

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