お江戸日本橋夜景
2013-01-08


Ai Nikkor 200mm F4は、学生の時買ったNikkor-Q・C Auto 200mm F4の次のモデルでレンズが4群4枚から5群5枚になり、大きさもだいぶコンパクトになった。現在、ニコンでは、200mm F2.8といった高価なレンズを販売しているが、F4のレンズはない。

今回買ったAi Nikkor 200mm F4の外観は綺麗、カビがあるというが、どこにあるのかわからない中古品で、それが2000円で売られていた。1977年の発売当時、定価47000円で、一眼レフ用交換レンズとしてはお手頃価格で、中古品もたくさん出回っているが、この倍以上の値段で売られている。

当時は、高感度フィルムといってもKodak Tri-X がISO 400で、開放絞りF4の望遠レンズで手持ちでの夜景撮影など考えたりすることすらなかった。
今のように、デジタルカメラでISO 6400まで感度が上げられると、開放絞りF4でも十分である。

とは言ってもレンズが5枚しかないとなると、開放絞りで撮ったはどんなものか気になる。
ほかのことでは腰が重い熱いねこでも、写真のこととなるとなぜか早い。
それで、200mmレンズを絞り開放で、日本橋の夜景を撮ってきた。
歪みもなく、現像ソフトで、自動倍率色収差補正と軸上色収差補正を掛けている所為かもしれないが、とく撮れている。軽量コンパクトなので便利かもしれない。

滝の広場側の麒麟に照明がよく当たっていて撮りやすい。それを、道路の反対側から。
禺画像]
D700 + Ai Nikkor 200mm F4, auto(ISO 2800), 1/200sec, F4, -1.3EV


その麒麟を滝の広場から。
禺画像]
D700 + Ai Nikkor 200mm F4, auto(ISO 4000), 1/200sec, F4, -1.3EV


乙姫広場の見晴らし台から京橋方向、ピントは日本橋の街灯に合わせる。
レンズを支える腕の肘を手すりに乗せて、カメラを安定させている。
禺画像]
D700 + Ai Nikkor 200mm F4, auto(ISO 800), 1/200sec, F4, -0.7EV
[Ai 200mm F4]
[Nihonbashi River 日本橋川]

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